相手方側から提示された示談金を大きく上回る結果にとても驚いております
依頼者(被害者) | 女性・74歳・主婦 |
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獲得金額 | 2376万3794円(保険会社の最終提示額1070万3978円より1305万9816円増額) |
受傷部位・内容 | 後頭部等を強打により、急性硬膜下血腫、脳挫傷等の傷害 |
後遺症の内容 | 右手末梢麻痺、高次脳機能障害、右外傷性難聴等の後遺障害が残り、後遺障害等級7級に該当するとの判断を受けたところ、高次脳機能障害の程度については、記銘力障害が認められ、一人で手順どおりに作業を行うことが困難であり、ときに助言を必要とする状態に相当するとされた。また、内耳障害の影響によるものとみられる難聴、めまい、ふらつきが残り、単独歩行が困難な状態となった。 |
交通事故というのは,ある日突然,身にふりかかって来るものです。
朝笑顔で言葉を交わしていた大切な家族が,夜には言葉を交わすどころか,意識不明の重体,命すらもどうなるかわからないという悲しい対面になってしまう―そんな事が,現実的に起こるのです。
幸い私の母の場合事故から数日後に意識が戻り,2年以上経った現在,不自由はあるものの自宅で一緒に暮らせるまでに回復することが出来ました。
しかしここに辿り着くまでの2年間は,本当につらく険しいものでした。
母の身を案じつつ一変してしまった日常生活を送りながらの加害者(未成年)の両親,そして相手が加入していた保険会社との交渉―。
当然法律の知識も全くないような人間が,満足な話し合いを出来るはずもなく,とても私たち家族だけでは対応できる問題ではないと判断し,前田先生に助けを求めたのです。
全てが初めての事で,この先母は・家族はどうなってしまうのか・・・という不安の中でのスタートでしたが,この度無事裁判を終える事ができました。
相手側から提示された示談金を大きく上回る結果にとても驚いております。
これもひとえに,前田先生はじめ高田先生,近藤先生,そして事務所のスタッフの皆様のおかげだと感謝しております。
本当にありがとうございました。
[事案の概要]
受傷:後頭部等を強打により、急性硬膜下血腫、脳挫傷等の傷害
被害者が歩道を歩行中、前方から進行してきた加害者運転の自転車の前輪部が被害者に衝突し、被害者はその場に転倒し、上記傷害を負い、合計154日間の入院治療を受けました。
後遺障害(後遺症):右手末梢麻痺、高次脳機能障害、右外傷性難聴等の後遺障害が残り、後遺障害等級7級に該当するとの判断を受けたところ、高次脳機能障害の程度については、記銘力障害が認められ、一人で手順どおりに作業を行うことが困難であり、ときに助言を必要とする状態に相当するとされた。また、内耳障害の影響によるものとみられる難聴、めまい、ふらつきが残り、単独歩行が困難な状態となった。
後遺障害による逸失利益については争いがない事例でした。
前田 尚一(まえだ しょういち)
前田尚一法律事務所 代表弁護士
出身地:北海道岩見沢市。
出身大学:北海道大学法学部。
主な取扱い分野は、交通事故、離婚、相続問題、債務整理・過払いといった個人の法律相談に加え、「労務・労働事件、クレーム対応、債権回収、契約書関連、その他企業法務全般」も取り扱っています。
事務所全体で30社以上の企業との顧問契約があり、企業向け顧問弁護士サービスを提供。