交通事故で弁護士事務所を選ぶ時のポイント

事故という突然の出来事に対応するには、弁護士への相談や依頼が欠かせません。

ただし、弁護士によって対応の仕方や利用システムには違いがあるため、予め自分なりの判断基準を持っておくことが大切です。

ここでは、交通事故で弁護士事務所を選ぶ時に重要となるポイントについて解説します。

費用と対応力のバランスが取れているか

弁護士への依頼を検討するにあたり、費用面での心配は精神的ハードルの1つとなります。

高額だと言われる弁護士費用ですが、現在は法律事務所によって任意に料金が設定されており、ホームページに料金体系が明記されているところもあります。

複数の事務所における料金を比較すれば、最もリーズナブルな法律事務所を見つけることができるでしょう。

ただし、注意すべき点としては、料金だけを重視して肝心のサポート面が不足していないか、というところにあります。

交通事故問題は各種の法律や医学知識、医師とのコミュニケーション、後遺障害等級申請のやり方、示談交渉や訴訟に至るまで、実に幅広い知識と経験を要します。

弁護士がこれらに対する経験を十分に持っているかも重要ですが、依頼者に対してわかりやすい説明を行ってくれるかも重要な確認点です。

弁護士が代理人になるとは言え、主たる人物は依頼者ですから、依頼者自身も全体像やこれから起こる事柄についてよく理解しておく必要があるからです。

従って、費用について考える時は、額面の大小に囚われるのではなく、金額と弁護士の対応力のバランスを見ることが大切です。

ホームページに十分な情報が記載されているか

依頼する弁護士を選ぶには、事前に複数の弁護士について情報を集め比較しておくことも大切です。

弁護士はあらゆる法律問題を取り扱うことができますが、それぞれ得意分野は異なります。

各法律事務所のホームページを読み込んで、交通事故に対する注力の度合いを測ってみましょう。

相談件数を見ればその弁護士の経験豊富さを垣間見ることができますし、解決事例を読めば弁護士がどのような依頼を受けどのように解決へ導いたかを参考にできます。

交通事故では特に賠償金を増額できるかが最重要ポイントになりますので、自分のケースに当てはまる事例を探してみるのも良いでしょう。

また、ホームページに費用が明記されているなら、目安がわかるので依頼を具体的に検討することもできます。

弁護士の略歴もぜひ見ておきたい情報の1つです。どのような経歴の持ち主なのか、どのような背景事情から弁護士になったのかがわかると、依頼前から弁護士に対する心の距離感を縮めることもできるでしょう。

法律事務所の受付時間が長めに設定されているかも重要です。就業スタイルは様々ですので、日中に相談できる人もいれば、夜遅くなければ連絡を取れない人もいます。時間の制約について最大限配慮されている事務所であることはとても大切な要素です。

後遺障害等級申請に対する重点的サポートがあるか

交通事故問題における最大の解決目標は、適正な後遺障害等級を認めてもらい、加害者に十分な賠償を行ってもらうところにあります。

後遺障害等級申請やその後の示談交渉は、弁護士が入るかどうかで結果が大きく変わる可能性があるため、この点について十分なサポートを行う弁護士に相談することが大切です。

当事務所の場合も、依頼者が症状固定に至ったら、適正な後遺障害等級が認められるようにしっかりとお手伝いをしていきます。

怪我の程度は様々であることから、全てのケースに対して等級が認められるわけではないのが事実です。

しかし、明らかな後遺障害が認められるにも関わらず非該当になったり、本来認められるべき級よりも低くなったりすることは望ましくありません。

弁護士としてはそのような事態を回避すべく、十分なサポートを行っていきます。

保険会社との示談においても、相手方は賠償金額をできるだけ抑えようとしますから、これを阻止し、裁判で闘うことも視野に入れながら徹底的に立ち向かうことが大切だと考えています。

交通事故問題は当事務所までぜひご相談ください。

当事務所が弁護士選びのアドバイスを行うとしたら、やはり「弁護士の役割が明確になっているかどうか」「依頼者と弁護士の相性が合うかどうか」を重視するようお伝えしたいと思います。

交通事故の最初から終わりまでトータルでサポートすることをアピールする法律事務所もありますが、それよりも「具体的にどういった点に注力してもらえるのか」が明確になっていることが大切だと考えています。

また、やはり人間同士ですので、依頼者と弁護士との相性も重要です。
人間関係における不満は、信頼関係の欠如から生まれることが多いためです。

従って、当事務所では、信頼関係の基礎として互いの目線を合わせることを重要視しています。

相手の知識量や性格、雰囲気等を把握し、その人にとってわかりやすい説明となるよう心がけを欠かしません。

昨今ではインターネットである程度の情報を得られるため、そういった情報をもとに自力で解決を目指そうとする方もいます。

しかし、その場合、争わなくても良いところで争い、譲歩すべきでないところで譲歩するような間違いが起こりやすく、状況が悪化した状態で当事務所まで相談に来るパターンが少なくありません。

当事務所は平日24時間の受付対応を行っていますので、状況を悪化させないためにもできるだけ早い段階で相談して頂くことを強くお勧めしています。


前田 尚一(まえだ しょういち)
前田尚一法律事務所 代表弁護士
出身地:北海道岩見沢市。
出身大学:北海道大学法学部。
主な取扱い分野は、交通事故、離婚、相続問題、債務整理・過払いといった個人の法律相談に加え、「労務・労働事件、クレーム対応、債権回収、契約書関連、その他企業法務全般」も取り扱っています。
事務所全体で30社以上の企業との顧問契約があり、企業向け顧問弁護士サービスを提供。

1000件以上の経験豊富な弁護士がサポート! 借金が増額できなければ費用はいただきません!私は、「勝ち」にこだわります。「勝ち」とは、お客様の満足です。一方的に交通事故に巻き込まれ、取り返しのつかない状態にされたうえ、賠償金を値切られるというのであれば、踏んだり蹴ったり、二重の不幸というほかありません。/北海道エリア全域対応 札幌市、函館市、小樽市、富良野市、ニセコ町、旭川市、美瑛町、その他エリア対応可能

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